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「セックスできれいになる」と「セックスで幸せになる」が同時に叶う「骨盤底筋体操」を紹介した、『彼が離れられなくなる!たった5分の魔法体操』。気になる本書の中から、そのコツをいくつかご紹介するダイジェスト企画。
連載第5回は、性的興奮、オーガズムと骨盤底筋との関係を、より科学的に明らかにした最新データについて紹介します。
海外の研究者は、本当にいろいろなことを熱心に調査していますね。こうした研究にかかわる被験者がいるのも、またすばらしいのかも…。
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最近も健康な若い女性を対象とした調査が行われ、骨盤底筋がしまっている人のほうがセックスに対する欲求や性的興奮、オーガズムがより強くなる傾向があることがわかっています(2014年・Martinezら)。
この調査は、1カ月に最低1回はセックスをしている、出産経験のない一般女性40人(18〜35歳)を対象にしたもので、骨盤底筋力が強いグループと弱いグループに分けて行われました。
ブラジルの研究者によるもので、性機能障害のある患者ではなく、ごく普通の健康的な女性を対象にしたところが画期的といえます。
その結果、骨盤底筋力が強いグループは、弱いグループに比べ、性的欲求、性的興奮、オーガズムのいずれもスコアが高かったのです(性機能についての問診票による)。つまりこれは、性機能がよいことを意味します。
これらの設問の回答から考えられるのは、骨盤底筋力が強いグループの性欲が強いのは、実際にセックスをしたときに大きな快感を得ることができるからでしょう。それで、またセックスしたいと思うようになると考えられます。
連載第6回(最終回)「骨盤底筋体操を1週間行うだけでも変化あり」は、7月17日更新予定です。