生き方
北九州では、酒屋の店内で酒を呑むのを「角打ち」という。
角打ちとは関東でいう「立ち呑み」である。角打ちの語源はさだかでないが、一説には酒屋で量り売りの升酒を呑む際、升の角から口をつけたのが由来だという。アテは升の縁に盛った塩である。
升はもともと酒を計るための道具だったが、いつの頃からか酒器になった。升に入れたグラスに酒をなみなみと注ぐのは「もっきり」と呼ばれ、居酒屋でよく見かける。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
食らすぞ、きさんッ!北九州グルメ伝説
食都・福岡県でいちばんディープな街、北九州。「安くて旨い」なら「北九州最強」説をとなえる作家、福澤徹三が地元の味を紹介する激旨コラム。
キタキューの食いもんが、いっちゃん旨いけん。
なんちかんち言わんでええけ、いっぺん食うてみりっちゃ!