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死にゆく人のかたわらで

2017.03.11 公開 ポスト

わたしに残ったのは感謝と明るさだけだった三砂ちづる

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死にゆく人のかたわらで

 「末期ガン。余命半年」の宣告。「最後まで家で過ごしたい」と願った夫と、それをかなえたいと思った妻。満ち足りて逝き、励まされて看取る、感動の記録。

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三砂ちづる

津田塾大学国際関係科教授、作家。1958年山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)。母子保健・国際保健の疫学専門家として、約15年にわたりブラジル・イギリスなどで研究。2004年刊行の『オニババ化する女たち――女性の身体性を取り戻す』(光文社新書)がベストセラーに。その後も、妊娠・出産・子育て・家族・身体の知恵などをテーマとした著作多数。近著に『女が女になること』(藤原書店)、『女たちが、なにか、おかしい』(ミシマ社)などがある。

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