黒豆、ゴマ等々、手の込んだことをしないから続けられる
――加藤さんが毎日の食事でとり入れている薬膳は何ですか?
黒豆は蒸したパックが常に家にあります。サラダに入れたり、豚肉のショウガ焼きをしたら、そのたれに絡めたり、めんどうなときはそのまま味つけなしでもいきます。
甘味料ははちみつです。ドレッシングにも混ぜたりします。
赤飯が好きなんで、代わりに同じもち米の黒米を炊いて食べます。
夏はウリ科のものを食べる、秋は果物、冬は根菜を食べるとか、季節のものを食べるのは意識しますね。
ゴマは、いろんなものに入れます。コンソメにすりゴマを入れたり、肉にまぶして焼いたり。
薬膳の入り口ってところですかね。手の込んだことは、あんまりしてません。
――私から見た加藤さんの変化は、とにかく顔色がよくなって、肌がきれいになったこと。もともと楽しいおしゃべりをされる方だったのですが、もっと少年っぽくなられて、5年前よりも今のほうがずっと若いです。加藤さん、これからも薬膳生活を続けて、お元気でいてください!
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3月13日(水)19時から、阪口さんの「春の薬膳講座」を開催します。試食とおみやげつきの、美味しくて楽しい入門講座です。詳細・お申し込みは幻冬舎大学のページからどうぞ。
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