地域おこしを頑張っている仲間や、同じような立場の移住者たち。関わる地元の子どもたち。彼らの存在にどれほど救われただろうか。
すべてが私の宝物であり、ここで生きてきた証で学んだすべてのことが、次へとつながっていく。
その積み重ねの上に立ち、少し見える世界が広がったからこそ、また別の山が見えたのだと思っている。
ひとつところに縛られることなく、新天地を見つけ、また挑戦して行きたい。それが私の生き方であり「移住サバイバル」なのだから。
最後に。浜辺の凍えるようなバラック暮らしに2年近く耐えてくれた妻に心より感謝を込めて。
(了)
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移住サバイバル
東日本大震災を機に宮城県石巻市に移住した山本圭一さん。家なし、知り合いなし、文字通りゼロから始まったサバイバル生活の記録。