ゆるく地吹雪が吹いていてかすんで見えるので、雲の上にいるように見える時があります。
車内はエンジンの音が大きいので、会話は大きな声でないと伝わりにくいです。
生活をしながら移動するので、車内は居住スペースにもなっています。
途中で掘りやすい雪面を見つけ、バケツに入れた雪を車内の暖房のそばに置いて溶かします。水の確保をしなければならないからです。
写真では分からないですが、この辺りでマイナス30℃以下はありました。
毎日18:00~19:00頃まで走り、キャンプインです。
雪と氷の地平線に日が沈んでいきます。
ビーナスベルトがとても奇麗に見えました。
内陸では風がない日はほとんどなく、地吹雪で景色がかすんで見えます。
夜8時になると、夕食と同時に昭和基地との定時交信です。
みずほ基地まで残り90キロ弱。ここから先は雪面の起伏がどんどん激しくなります。
このあと、実は食糧橇の中が壊れて大変なことになってしまいました。果たしてミッションを終えて無事に帰ってくることができるのでしょうか? 気になる続きは次回をお楽しみに!
料理人タテヤの南極日記 #JARE61
料理人タテヤ、再び南極へ。第61次南極観測隊・調理担当タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。
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