みなさん、こんにちは。第55次日本南極地域観測隊・調理隊員のタテヤです。
2月1日に越冬交代式を終えてからアッという間に2カ月が経ち、4月を迎えました。慣れないことばかりですが、とにかく何でもやるしかない、この昭和基地。各隊員は今どのような生活を送っているのか? 今回も張り切ってお送りしたいと思います。
4月1日。ブリザードの翌日は、非常出入り口をふさいだ雪の除雪作業を行います。
階段付近は念入りに雪を払っておかないと、凍ってしまい大変危険です。
ドアの雪もしっかり払います。凍って開かなくなってしまいますからね。
こちらが我々の命の源! 貯水槽です。
貯水槽の氷を割っているところ。これ以上凍らないように、水の動きを良くしています。
煙突に付いた氷(芸術作品のようです!)を、「はつり機」ではがしていきます。
クローラーダンプで除雪しているところ。
ブリザードの後の除雪作業は、みんなで手分けして行います。
除雪作業は基地全体を守る基本的な作業の一つなので、とても大切なのです!
南極調理隊タテヤの越冬日記
南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。
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