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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.05.30 公開 ポスト

第7回

凍てつく昭和基地で花見の宴(うたげ)竪谷博

 4月1日。「皇帝ペンギンが来たぞ!」との放送が流れました。各隊員がカメラを持って急ぎ現地へ行ってみると……。


 そこにいたのは、ペンギンの着ぐるみを着て笑って立っているS隊員でした。まんまと騙されました。


 午後には「ロシア隊の救急要請が入った!」」というアナウンスが。ヘリポートに急いで駆け付けてみると……。


 なんとロシア人に扮した隊員がコサックダンスを踊っていました……。そして、「間もなく到着する」と言っていたヘリは……。


 そう、ラジコンヘリだったのです。u~m……。そしてさらに……。


「ヘリで運ばれたロシア隊の急患です!」と、医療隊員もまんまと騙されました。


 善良な隊員達が2度も騙された、大変な一日となったのでしたwww!!

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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