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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.08.30 公開 ポスト

第13回

そしてまた、新たな別れが訪れました竪谷博


 夏のはじめと言えば、このサクラエビを忘れてはいけませんね~。魚好きの私は、南極にいても7月初旬に駿河湾特産のサクラエビを食べられれば、少しは気持ちが落ち着くのでありました(笑)。ボイルですが、これで十分です。


 7月3日。実験やってみました。-25℃のこの日、アツアツのカップ麺は凍るのか?
約10分後。はい、凍りました!(カチンカチンに凍ったこれは、室温に置いておくとまた食べられます(笑))。


 7月3日。ゴーヤチャンプルー! 「定期的にこれを食べないと死んでしまう」と言う隊員に応えて作ってます……。


 夏と言えば鮎ですね~!(こっちは真冬ですが(笑))。


 Y隊員による鮎の図……。


 7月4日。また一つ絶滅してしまいました!


 朝専用ジュースで人気の高いバナナジュースがついに終了~!


 この日のお昼は……。
 黒ゴマラーメン! ラーメンも、「定期的に食べないと身体の調子が悪くなる」との隊員がおりまして(笑)、いろいろ味を変えて作ってます。


 この時期になってもまだ食べられる、驚きの国産リンゴ!! 唯一のフレッシュフルーツです。

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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