7月22日。朝8:30。昭和基地から約30km先にある、「ラングホブデ」という岩がむきだしになったエリアへ、ルート工作に出かけました。
平均時速10kmで、海氷の上を走ります。
車中から撮った氷山です。
ポイントに到着しました!
後ろの2号車の隊員と打ち合わせをします。
海氷にドリルで穴を開けて、海氷の厚さを調べ、その穴に目印になる旗竿を立てながらルートを作っていきます。
この日は、-30℃! 肌を露出していると危険な気温です。
「ラングホブデ」の岩山が近づいてきました!
目的地へ着きました! この岩のスケールを伝えきれないのがとても残念です。
ラングホブデ長頭山(ちょうとうさん)。
岩山の頂上です。
日の入りが早いので、暗くなる前に帰り支度をして基地に戻ります。
綺麗な夕焼けが見えました!
南極のこの時期、太陽は足早に沈んでいきます。
南極調理隊タテヤの越冬日記
南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。
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