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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.09.30 公開 ポスト

第15回

壮大なオーロラに心も言葉も奪われた夜竪谷博


 7月22日。朝8:30。昭和基地から約30km先にある、「ラングホブデ」という岩がむきだしになったエリアへ、ルート工作に出かけました。


 平均時速10kmで、海氷の上を走ります。


 車中から撮った氷山です。


 ポイントに到着しました!


 後ろの2号車の隊員と打ち合わせをします。


 海氷にドリルで穴を開けて、海氷の厚さを調べ、その穴に目印になる旗竿を立てながらルートを作っていきます。


 この日は、-30℃! 肌を露出していると危険な気温です。


「ラングホブデ」の岩山が近づいてきました!


 目的地へ着きました! この岩のスケールを伝えきれないのがとても残念です。


 ラングホブデ長頭山(ちょうとうさん)。


 岩山の頂上です。


 日の入りが早いので、暗くなる前に帰り支度をして基地に戻ります。


 綺麗な夕焼けが見えました!


 南極のこの時期、太陽は足早に沈んでいきます。

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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