「もう、恋でしくじらない!」
1000人以上の恋する乙女の悩みを解決してきた〝既婚オネエ〟ブロガー白鳥JAY子(しらとりじぇいこ)が、アラサー女子のための〝男をオトすテクニック〟を全7回にわたってお送りします。
「もう2年、彼氏がいないわ……」「ルックスもファッションも悪くないはずなのに、なぜかモテん」「合コンに行くと何故か売れ残る」というシクジリーナ(恋のしくじりを繰り返すモテない女のこと)たちを救う、恋の手ほどき。スグに使えるテクばかりなので、ぜひお試しを。
<雑誌の恋愛特集を信じるのはおやめなさい>
一番困るのが、メールを返信するタイミングよね。
好きな人からのメールには、本当はスグにでも返信したいけど、スグに返信して夢中になってるのがバレちゃうのも困る。で、「駆け引きするなら、ちょっと時間をおいて返信するってのが鉄則よねぇ」なんていう女!
まず、“駆け引き”というのは、“モテ女の特権”であることを知るべき。
男達から愛されず、おかげさまで“彼氏いない暦3年”突破。返品率ナンバーワン、今年も売れ残り間違いナシ。モテない女3年連続ダントツ1位をぶっちぎる、そんな失敗続きの恋のシクジリーナが今更駆け引きをしても売れるワケがない!
なんて偉そうな事を言いつつ、過去返品率&クレーム100%だったアタシ。男達からの商品レビューはいつも、「(すぐにブチ切れるから)扱いにくい」「(ワガママ、気ままで)自己中」「(男がいなけりゃ何も出来ない)役に立たない」という「5つ星評価の星1つでも有り難いと思え」的なオカマだったんだけど。
それにも関わらず、イイ男をゲットしたいと思う気持ちは人一番、いや、人百倍強かったから、どうにかして駆け引きのテクニックを習得にはげんでいたわ。
<メールの駆け引きには食いつくエサをつける>
そもそも駆け引きをするのに、メールの返信のタイミングを日数で数える時点でアウト! モテない女がよく勘違いしてるのは、「3日に1回メールをする」みたいな女性誌をまるまま鵜呑みした方法を未だにしているということ。「信じるモノは、“足を”すくわれる」ってことワザあるでしょ! なんでもかんでも間に受けちゃダメよ。
アンタ達って、男の言葉は「絶対ウソ」「信じないわ」とか言い放つ可愛げない女なのに、変なところで純粋で乙女なんだから!
大体、「メールは3日もあけたら寂しい」と思う男もいたら、「質問してるのに3日もそのまま返信ないなんていい加減な女」ってレッテルがつく場合もある。
メールの返信時間を日数で計算して駆け引きしようとすると、相手次第で誤差がでるもんなの。メールでの駆け引きは、日数じゃなく、“メールの内容”でやるものよ。
例えば合コンの後のお礼のメール。
「今日はありがとうございました。楽しかったです! また一緒に飲みに行きましょう」
このような、全く面白くないお決まりメールは無意味です。
相手だって毎回どっか行く度に女から似たようなメールを受け取っているだろうし、イケメンだったらなおさらスルーされる確立は高くなる。返事があったとしても、自動返信メールかの如く「楽しかったですね。また行きましょう!」と、お決まりの言葉しか返ってこないかもしれない。つまらないメールを送るから、社交辞令で終わるワケ。
食い付かせるメールを送らなきゃ何も始まらないのに、こんな“食当たりメール”を送るから男の食い付きが悪いの!
いいこと? 腹を壊しそうなメールに男は食い付かないからね!
魚釣りで例えると、アンタ達は、竿をただ振っているだけ。だけど肝心な餌がついてない。問題は、「竿をいつ振るか」のタイミングではないの。その魚の好物の餌をつけなさいってことね。相手も“社交辞令”で終わってるから気軽なメールがしにくい。そうなると自然消滅してしまうわ。