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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.12.15 公開 ポスト

第20回

西オングル島に眠る仲間の前で竪谷博

 さてさて今夜のごはんは~(^^) ズワイガニ食べ放題!


 カニ、カニ、カニ!


 飯蛸のにんにく唐辛子炒め!


 ホントに美味い! 北海道産ししゃも焼き!


 10月21日。SF映画のワンシーンのような朝です。


 お昼はラーメン!


 夕飯はアナゴ天ぷら食べ放題!


 キスの天ぷらだって食べ放題! 天ぷらは揚げたてにかぎる!と、つまみ食いに来る隊員もちらほら……(笑)


 今日の夕焼け。もうこの時期になると、暗くなる時間はわずかに1日のうちの2~3時間程度です。


 10月20日。わずかな暗くなる時間をねらって……


 夜明け前のオーロラの撮影に成功!

 
 10月21日。こちらも夜明け前のオーロラです。


 夜明け前といっても、深夜24:00頃から1:00過ぎに撮影したものなんですよ~。


 10月24日。最近、水耕栽培で収穫した生野菜は、あらかじめ均等に取り分けて出すようになりました。争いを避けるためです(笑)


 野菜不足の南極では冷凍野菜もモリモリ食べます。豆もやしとゴーヤの炒め物も大人気です。そして遂にゴーヤもこれで絶滅!! 観測船しらせの補給が待ち遠しいです……。

 

 それでは今回はこの辺で。次回またお会いしましょう。さようなら~(^^)



 おまけのコーナーです!

 基地に飾られている歴代の南極観測隊員のプレート集の中には、初期のころ活躍した犬たちのプレートも。うれしいですね(^^)。犬たちも大切な仲間ですから!!

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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