2月27日の発売された「わたし、すっぴんジャージで『億』を稼いでます。」著者である現役FXトレーダーのSarah(サラ)さんと、「東大院生が考えたスマートフォンFX」(扶桑社刊)の著者で現役東大院生トレーダー田畑昇人さんの刊行記念対談の第二回です。
デビュー間もなくは失敗の繰り返しだったというお二人。そんな失敗から学んだこととは?田畑さんのFXから見る恋愛論も必見です!
文/高城泰(ミドルマン)
「おひとりさま女子」の恋活に効くのはFX?
田畑 女の子は金融、経済を学ぶとモテる――僕の持論なんですよね。サラさんみたいにFX(外国為替証拠金取引)に詳しいと絶対、モテますよね。
サラ 悪いけど、その持論、絶対間違えてます! だって私、まったくモテないもん!
田畑 男からしたら「経済の話をしたい」って思うことがたまにあって、とくに銀行マンだったり商社マンだったり高収入な人ほど、その傾向が強いと思うんですよね。でも、世の女性って金融の話を聞きたがらない。そこに需要と供給のミスマッチが起きてるんです。高収入な人を狙いたいなら、経済や金融を勉強するのが手っ取り早いと思うんですけどね。
サラ それ本当かなぁ……。じゃあ私はどうしてモテないの!?
田畑 サラさんはわかりすぎてるんです。男からしたら「ちょっと経済わかってる」レベルでいいんですけど、サラさんは詳しすぎるから、男からしたら劣等感を抱いちゃうんじゃないですか?
サラ でも、2人で食事中に、「アメリカの利上げが~」とか「ギリシャのユーロ圏離脱が~」って話ばかりで、恋愛に発展するのかな?
田畑 入り口は経済の話であっても、そこから色気のある話題に移行して下さい!(笑)160キロのストレートだって、そればかり投げてたら打たれる。変化球を織り交ぜながら使うから有効なんじゃないですか。
サラ なんか年下のくせに可愛げがないなぁ(笑)。
田畑 それに自分が経済のことを理解することで、相手の知識レベルが推し量れるようになるじゃないですか。「この人、よく勉強してるな」とか、「今朝の日経の受け売りだな」とか。そうやって相手の見極めができるようになれば、サラリーマンとしての将来性も推測できるようになる。いいこと尽くめだと思うんですよね。
サラ 知りすぎてしまった私は結局どうしたらいいの?
田畑 僕はコンサルタントじゃないんで(笑)。サラさんはどんな人がいいんですか?
サラ 打たれ強くて、謙虚でキャパが大きい人。あとは私が一日中、家にいても「重い」って言わない人。ジャージにすっぴんでトレードしてても、それを見ても引かない人。
田畑 本のタイトル通りですね(笑)