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特別企画

2013.12.10 公開 ポスト

『旅者の歌』発売記念!
小路幸也×JUJUスペシャル対談
「音楽と、物語と。それぞれの紡ぎ方」小路幸也/JUJU

ずっと相思相愛。一度は会ってみたいと互いに切望していたおふたりの想いが、ついに実現!初対面とは思えない本音トークをぜひ、お楽しみください!

小路 初めまして。やっとお会いできました。念願叶いました!

JUJU(以下JU) こちらこそ。ツイッターやブログは拝見しているのですが、いつぞやはブログに「JUJUのジャズは最高だ」などと書いていただいて…。大好きな作家の方にっ!もう、本当に感激です。

小路さんの作品は、幸せな気持ちになります」

小路いやいやいや(照れる)。そもそも僕の作品は何がきっかけで…?

JU 子供のころから姉も私も活字中毒で、お互いに面白い本があると報告しあっているんです。ある日、姉から「東京バンドワゴン、すごいから!」って言われて、即読んだところ、もう、ドンバマリしまして(笑)。

小路 ありがとうございます(笑)。

JU そこからはマニアか!ってなくらい、新作が出るたびに買っては読み漁っています。小路さんの作品ってどれも、読み終わった後に必ず、幸せな気持ちになるんです。何度も読み返したくなる。


小路 それはうれしいな。僕はハッピーエンドしか書かないと決めているんです。

「ハッピーエンドしか書かないと決めています」

ドン底に落ちても、嫌なことが起きても、最後には光をむいて終わる物語しか書かない、と。

JU そうなんですか!じゃ、幸せな気分になって正解なんですね。

小路 大正解です(笑)。お好きな小説のジャンルはあるんですか?
JU 何でも読むんですが、結局“人情もの”が好きなんだと思います。人の心が感じられるというか、情に厚い人たちの物語が好きで。
大人になると、人間関係がちょっと面倒くさくて関係が希薄になりがちなんですが、たとえば「東京バンドワゴン」を読むと、人付き合いって悪くないかもって思える。私はそれこそ堀田家のような環境で育ったので、あの大家族の物語を読んだ後は、当時が懐かしく思えて、ほっこりと幸せな気持ちになるんです。

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小路幸也

1961年北海道旭川市生まれ。1985年、札幌の広告会社に就職し、地元百貨店を担当。エディター、ライター、プランナーとして勤務する。1991年、「30歳を機に作家になる」と志し、新人賞へ投稿開始。38歳で退社、フリーとなり、ゲーム制作会社でシナリオライターを務めながら、専門学校でゲームシナリオ講師も。2003年、『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で講談社メフィスト賞を受賞、作家デビュー。『東京バンドワゴン』シリーズをはじめ、著書多数。幅広い層から支持を得ている。

公式サイト http://www.solas-solaz.org/sakka-run/

JUJU

2004年『光の中へ』でデビュー。’06年『奇跡を望むなら…』が大ヒット。アルバム『JUJU』で第52回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。『DELICIOUS』はJAZZ史上初のオリコントップ5入りを達成。シングル『守ってあげたい』はゆずの北川悠仁氏が楽曲を提供。さらに、13年12月には「JUJUの日」を記念した行われたクラシックライブを収めたライブアルバム『GIFT』をリリース。

公式サイト http://www.jujunyc.net/

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