4月某日
キンプリドームで傷ついた膝が痛むなか、本日は、幻冬舎の担当ガースとAぇ! groupの佐野晶哉くんが出演している映画『20歳のソウル』のマスコミ試写に行く。原作文庫本が幻冬舎から出ているので、誘ってもらったのだ。
千葉県の市立船橋高校吹奏楽部に所属し、在学中に応援歌「市船soul」を作曲。母校の音楽教師になり吹奏楽部の顧問になることを夢見て音大へ進んだものの、癌に侵され20歳で亡くなった浅野大義さんの高校時代から亡くなった後までを描いた実話に基づいた作品。
開始30秒ぐらい(体感)で登場した佐野くんは、前半の市船吹奏楽部関連パートではほぼほぼ出ずっぱり。主人公が大学生になってから亡くなった後までの後半パートも多々出番があった。
学ランあり、ブレザーあり、部屋着で寝ぐせ(注目!)あり、私服(いや衣装だけどさ)もあってスーツもあり、ピアノのシーンも何度かあって、もちろんドラムは叩きまくりで、歌う場面もあった。ソロじゃないけど。
多感な人物で難しい役どころなんだけど、良かった。トラジャの松田元太くんとW主演だった映画「君が落とした青空」ほか、ジャニーズ出演映画やドラマの相手役に引っ張りだこの福本莉子さんが主演の神尾楓珠くんの恋人役で、実結ちゃん(「きみあお」のときの役名)……! と、軽く心乱れたり、佐藤浩市(吹奏楽部顧問役)の皺やっぱいいわー、と密かに萌えたり。あと、吹奏楽部の部長ユッコ役の子(佐藤美咲さん)が印象的で資料を確認したら、実際に市船吹奏楽部の部長だったのを監督がスカウトして映画に起用したとあって、そりゃすごい! と関心したりの2時間17分(ちょっと長い)だった。
終わってから、ガースと銀座でランチ。
仕事でも趣味でも山のように映画を観るガースは「佐野くん良かった! ザ・二枚目じゃなくていい顔してる。顔が整いすぎてると主役しかできないから」と言っていた。いやおい、そりゃそうだけど、ううん、ですよね、なるほどなーと思う。
映画初出演だった「真夜中乙女戦争」は1シーンだったけど、「20歳のソウル」は、帯に載せてもらったのも納得! な役どころだった。
ムビチケも買ってあるので、また映画館で観るぞー!
*読み返して、出演者のなかで佐藤浩市だけ呼び捨てで書いてる違和感に気づいて、他も呼び捨てにするか、佐藤浩市さんにするか迷った。でも、どちらにしてもしっくりこない。のでこのままにします。
<最近の読書>@春の下読み祭継続中
『爆弾』(講談社/呉勝浩¥1800)……やばい。面白すぎて、あと衝撃受けすぎて、ウォォォーーーー! ってなった。試されてる。自分のなかにあるいろんなものを試されてる。これはちょっとちゃんと書評、書きますが、GWになにかガッツリ系をお探しなら、おススメでございます。黒いけど、エンタメ度も高いよ!
『特等席とトマトと満月と』(紺野ぶるま/幻冬舎¥1500)……女芸人、紺野ぶるまさんによる、女芸人の物語。いや切実。そして辛辣。でもって残酷。でも前向き。「小説幻冬」で書評しました。いちばん刺さったのは、能力もセンスも情熱もないのに、デブスなだけで芸人のヒエラルキー上位に居座れることに関する考察(あくまでも小説内での)。ルッキズムとは、な昨今だけになおさら!
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結局だらしな日記
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