1. Home
  2. 生き方
  3. 南極調理隊タテヤの越冬日記
  4. そしてまた、新たな別れが訪れました

南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.08.30 公開 ポスト

第13回

そしてまた、新たな別れが訪れました竪谷博


 こんにちは。第55次日本南極地域観測隊・調理隊員のタテヤです。
 前回は昭和基地における1年で最大のイベント、ミッドウインター祭(MWF)の様子をお届けしました。盛り上がりの様子は伝わったでしょうか?
 さて今回は、MWFも終わった、極夜期後半の南極生活をご紹介します。

 まずはこちらから!

  MWFの最後を飾った、あの、気になるコースのメニューです。
 

 6月23日。で、MWFが終わったら、あっさりとつめた~い素麺なんかがいいですね。氷山見ながら食べてます(笑)。


 

 

 こちらは、MWFで活躍した露天風呂の撤去作業の様子です。楽しいことは、あっという間に過ぎていくもの。名残惜しいですが、後片づけをしなくてはなりません。どこのお祭りも一緒ですね。一人ひとりの心に残る、究極の露天風呂になりました。


 さて次は、太陽が昇らない6月下旬のある1日。11:00頃。


12:00頃。


 14:00頃。


 16:00頃には完全に夜! 煌々(こうこう)と輝いているのは月です。極夜期でも、地平線の向こうにある太陽の光によって、薄明るくなる時間はありますが、それも11:00頃~14:00頃のほんの数時間です。

{ この記事をシェアする }

南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

バックナンバー

竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP