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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.09.15 公開 ポスト

第14回

焼き立てピザで祝う初日の出竪谷博


 7月13日。「日の出祭」当日の朝がやってきました! まずは「ピザ生地」を延ばす作業から始まります。


 大分手馴れてきた隊員もいます。

 

 思っていたよりも案外難しいですね(^^)。でも大丈夫! 形よりも食べて美味しければよし! 楽しくやることが大事!


 こちらも大分慣れてきたようです(^^)


 さぁ~! パーティー開始の時間がせまってきましたよ~(^^) みんなで力を合わせ、生地延ばしのラストスパートです!


 窯に火が入りました。この日の気温は-23℃!


 苦労しながら楽しく延ばした生地も間に合い、ピザシートにソースと具をのせています。


 ピザを窯に入れます!

 

 みんな注目の眼差しです!


 遂に手作りピザ第1号が焼けました! 待ちかまえていた隊員たちにより、一瞬でなくなっていく……。


 薄焼きピザなので、窯に入れて5分ほど、次々と焼けていきます。しかしご覧のとおり「ピラニア」状態(笑)。なかなか食べられません


 まぁ~作り手側としては、なくなっていった方が嬉しいですけどね(笑)

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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