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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.11.15 公開 ポスト

第18回

よく働き、よく学び、よく食べる日々竪谷博


 食事の写真が続きましたが、9月の南極大学医学部ではこんな練習もしていました。


 採血の練習風景です。今年の越冬隊は医師が1名。隊員がドクターの医療業務を的確に支援するために必要な訓練です。


 点滴の練習も兼ねて。各隊員、真剣です!  ……が、もちろん、ドクター以外の隊員が、実際に人に採血したり点滴したりはしませんよ。


 9月中旬。10月に予定されている長期旅行に備え、雪上車の整備が追い込みに入ります。


 命を預ける雪上車。特に車両隊員は整備に余念がありません。


 今回初登場の大型無人トラクターです。内陸での走行試験をします。


 こちらも今回初登場! スキー場などでよく見かけるかと思います。この車両も、大陸で試験走行します。


 9月下旬。久しぶりに数日間続くA級ブリザードに見舞われました。こちらはブリザード明けの風景です。基地は雪に埋まってしまいそうです。


 重機を使い、取れる範囲の除雪をして……


 屋根の上などはやはりマンパワーです。


 みんなで力を合わせて、屋根の雪を手際よく下ろします。

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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