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料理人タテヤの南極日記 #JARE61

2020.07.10 公開 ポスト

第11回

越冬生活スタート。基地で育つ緑に癒される。竪谷博

サゴシの昆布締めが入ったバラ寿司になりました!
 

いつも贅沢しているわけではありません。こちらはシンプルな、冷え冷えぶっかけうどんセット。
 

海氷上の安全講習に行きました。隊員は全員この講習を受けます。ゾンデ棒を雪面へ刺しながら進みます。タイドクラック(海洋潮汐でできる海氷のひび割れ) が雪に隠れていないかを確認し、安全を確保するためです。
 

講習は基地から300mくらいの所で行っています。
 

ドリルで氷に穴を開けています。
隊の今後の予定にはルート工作があります。安全なルートの目印として旗を立てていきます。その時、このドリルの取り扱い体験が役に立つのです。
 

細長いドリルは、丁寧に扱わないと曲がったり折れたりします。手順よく使用し、ドリルを継ぎ足す時などは、開けた穴にドリルが落ちないように注意が必要です。
 

グリーンルームでキュウリの花が咲きました! 61次隊では農協係の熱心な働きにより、2月下旬から3月中旬頃に野菜がとれ始めたのです。
 

水耕栽培でスペースも小さいので沢山は収穫できませんが、水やりなどをして育っていく過程を観察していると、とても癒されます。緑の力ですね。
 

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料理人タテヤの南極日記 #JARE61

料理人タテヤ、再び南極へ。第61次南極観測隊・調理担当タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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