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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.04.30 公開 ポスト

第5回

昭和基地で迎えた3・11竪谷博


 3月12日。お昼ご飯は牛丼!


 みんな牛丼好きですね~。キムチ乗っけ、生たまごかけ、汁だく等々、それぞれ国内にいた時に食べていた好みのスタイルで。


 夕飯は「大人の麻婆豆腐」「冷凍小松菜の青菜炒め」「海老シュウマイ」等々。かねがね気になっていた方がいるかもしれません。毎日のメニューをホワイトボードに書いているのはその日の当直さんです。それぞれの個性が出るので、これもまた毎日の楽しみの一つです。隊員の性格はだいたい明るい人ばかり(笑)。南極では「明るく!!」が基本です。”All for one.One for all”の精神で、助け合いながら生活をしています。


 それではメニューを連続紹介。まずは3月14日昼。


 続いて夜。


 翌15日夜。毎日はこんな感じで流れていきます。隊員さん達が毎食楽しみにしてくれるので、作る方も楽しいですよ(^^)


 なんだこれ?! 説明します。タンメンに味玉、コーン.バターのトッピングです。

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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