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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.07.15 公開 ポスト

第10回

本日をもって太陽ともお別れです竪谷博

 こちらは足元を写した写真です。どこに立っていると思いますか? 実はここ、海氷の上なのです。透き通った氷は、2m以上の厚さはあるように見えました。

 海氷の上を移動中。海氷は、突然深く割れているところがあります。危険を避けるために、慎重にルートを選び、一列になって同じところを歩きます。


 こちらはハイドロリックジャンプ。簡単に説明すると、大陸から吹き降ろしてきた冷えた空気が、海岸の暖かい空気にぶつかって、上空数百メートルまで巻き上げられる現象です。


 最後におまけの写真。5月は数回綺麗なオーロラが出ました!


 美しいカーテン状のオーロラ。


 昭和基地は、南極圏の中でもオーロラが特によく見える場所にあります。でも、曇りの日も多く、いつでも見られるわけではありません。タイミングが合えばまたオーロラの写真を撮って、みなさんにお届けしたいものです。


 今回も最後までありがとうございました。それではまた次回にお会いしましょう。さようなら(^^)♪

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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