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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.07.15 公開 ポスト

第10回

本日をもって太陽ともお別れです竪谷博


 5月31日。大盛り大海老のエビチリ!


 富士宮焼きそば作りま~す! 水分は一切入れずに、手早く麺をほぐすように炒めてから……。


 あらかじめ炒めておいた野菜と一気に炒め合わせます。野菜は冷凍なので、通常より水気が多く出ます。この野菜の水気を麺に吸わせて硬さを調整するのがコツ。ソース等ですばやく味付けして……。


 大皿に移し青のりの入った削り粉をかけて出来上がり! お好みで紅ショウガ、酢、ラー油、からし、こーれーぐーすう(島唐辛子を泡盛漬けにした沖縄の調味料)などなど。お好きなものと一緒にどうぞ!が南極流。


 5月31日。今日はカレーの日なので……。


 ナンを焼いて、中近東風ラム肉の豆カレーを作りましたよ~(^^) 向こうの料理は香辛料を効かせて作るので食欲が湧いてきますね~~(^^♪

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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